Q&A - 権利侵害

権利を侵害してしまった場合、被害を最小限にするにはどのようにすればよいでしょうか?

Q

ある会社から、弊社の製品がその会社の製品の権利(特許権等の知的財産権)を侵害しているとの警告を受けました。確認したところ、弊社の製品がその会社の権利を侵害している可能性は、高いようにも思われます。弊社の製品がその会社の権利を侵害している場合、弊社に生じる被害を最小限にするためにはどのようにすればよいでしょうか。

A

1. 侵害行為の早期中止
2. ライセンス交渉等
を行うことで、被害を最小限に食い止められる可能性があります。

弁理士による詳しい解説

1. 侵害行為の早期中止
自己の行為が侵害行為に該当する場合、当該行為を継続すれば、その分権利者に与える損害は拡大することになります。そのため、この場合には早期に侵害行為を中止し、余計な損害金の支払いを回避する必要があります。
また、侵害行為を早期に中止することで権利者からの差止請求を回避することもできます。

2. ライセンス交渉等
継続して、自己の製品の製造販売等を行いたい場合には、権利者から当該権利についてライセンスを受けるか又は権利自体を譲渡してもらう必要があります(無断で当該行為を継続すれば権利侵害による権利者の損害が拡大します)。

なお、権利者よりライセンスを得られない場合や権利を譲り受けることができない場合には、製品の設計変更やデザイン変更、登録商標と異なる商標(非類似の商標)を採用等することで、権利行使を回避し、製品の製造販売等を行うことになります。

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